導入事例カバヤ食品株式会社様
- 防犯対策
- 工場
- 顔認証(生体認証)入退室管理
入退室管理システム導入による工場全体のセキュリティ強化
導入の背景と課題
食品安全の国際規格ガイドライン(FSSC22000)に基づく対策強化の検討
厚生棟の出入口は、お取引先様や集配荷業者様が日常的に通行するため常時解放状態となっており、部外者の侵入に対して監視カメラや社員の巡視等で警戒はしているものの、セキュリティの脆弱性が社内にて指摘されていました。食品メーカーとして、食品安全の国際規格ガイドラインに基づく対策強化が求められる中で、お取引先様や集配荷業者様に不便を強いることなく、いかに対策強化を進めるかが課題でした。
導入を決めた理由
利便性の高さとセキュリティ強化の両立、簡易な運用管理による業務の省力・効率化
既存の社員証や守衛で貸与している訪問証をカードキーとして利用できることや、既存の扉を付け替えることなくセキュリティゲートとして利用できるといった利便性の高さに加え、通行レベル設定による、社員のみが通行できるゲートとお取引先様や集配荷業者様も通行できるゲートの区別も容易で、弊社が求めるレベルを満たすセキュリティ強化ができるだけでなく、管理業務の省力・効率化に繋がる点が導入の決め手となりました。他社が提案する同様のシステムに比べてコストパフォーマンスが優秀であった点もダメ押しの一手となりました。
導入効果・今後の展望
部外者のアクセス制限、在館人数の把握、入退室履歴の管理が向上
当初の課題であった部外者のアクセス制限だけでなく、在館人数の把握や入退室履歴の管理も副産物として可能となりました。在館人数と入退室履歴を組み合わせることで、火災発生による屋外避難時等の簡易確認の点呼リストとして活用できるなど、活用方法に広がりがあった点は思わぬメリットでした。