導入事例株式会社プレナスフーズ様
- 内部管理
- 工場
- 体調管理システム
従業員の体調チェックと管理を効率的に行う体調管理システム
導入の背景と課題
全社員が行う日々の体調チェックに要する時間と管理のリアルタイム性に課題
コロナ禍の感染対策として「サーマルカメラ」の導入が世の中に浸透し、あらゆる企業で採用される時代となりました。プレナスでは、以前からHACCP対応等で日々の従業員体調チェックを徹底してきましたが、その管理手法はアナログ的でした。全社員(300人)が出社時、非接触体温計で検温した後に「爪の状態」など4項目と、その日の体調をチェックリストに記入することを日々のルーチンワークとしていました。そのやり方には、「出社時の体調チェックエリア混雑」、「膨大な紙媒体(チェックリスト)の保管」、「有事の際のデータ検索性が悪い」、「リアルタイムな体調不良者把握ができない」などの課題がありました。
導入を決めた理由
サーマルカメラで体調管理+社員の入退管理を実現
2020年12月サーマルカメラの紹介受けた時に、どうせ導入するならサーマルカメラには顔認証機能があるため、検温のみではなく「体調管理」「入場口ドアアクセス制御」といった事が、サーマルカメラで実現出来たら非常に良い」と創造しました。
その思いをオムロンさん(OFE)へ伝え、OFEからは、「持ち帰り検討します。」とのことでしたので、多少の期待感をもって回答待ちとしていました。すると、2か月後(2021年2月)に「デモ機が出来ましたので、見てください」。といった連絡が来たのでびっくりでした。デモ機を拝見したところ、食品製造業が求める仕様が色々組み込まれており、今までのやり方と比較すると従業員(管理者含め)は、ずいぶん楽なオペレーションで効率的な業務運営が実現すると確信しました。また、故障している工場入口ドア指紋認証機もこの顔認証サーマル更新すれば、システム統合にも繋がると考え、本システムの導入を判断しました。
導入効果・今後の展望
「業務効率化」を実現。日々のルーチンワークが快適・管理レベルが向上
工場入口から顔認証を行うことで、セキュリティ面も向上し体調チェックも紙ベースのチェックリストから大きく変わり、従業員からは、「出社時のオペレーションが楽になった。」や管理者側は、「体調不良者のリアルタイム把握が可能になり、効率的で安心・安全な工場運営が可能になりました。」と言ったようにこの仕組みが非常に好評です。